Shopifyで商品1点ごとに送料を加算する設定方法｜コーディング、Web開発の外注、代行ならコーディングアライブ

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2024-02-26 ECサイト構築

Writer

長屋めぐみ

Web Developer

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Shopifyデフォルトの送料設定

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ECサイトをオープンする前に、必ず設定する項目のひとつに「送料」があります。
設定内容によっては一工夫必要になる場合があり、今回は実際に私が直面した例をご紹介します。

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まずShopifyにおける送料について、デフォルトの設定内容と動作を確認しましょう。

送料は、Shopify管理画面「設定 > 配送と配達」から設定します。
初期設定では「基本の配送料(基本プロファイル)」の箇所に、日本国内一律の送料 ¥1,000 が登録されています。

この基本プロファイルを編集したり、
商品別で送料設定が必要な場合は「新しいプロファイルを作成する」から設定を追加したりして、送料設定を完成させます。

では、基本プロファイル（日本国内一律 ¥1,000）が適用される商品をカートに入れて、購入手続きに進んでみましょう。
するとカートに入っている商品が1つの場合も、2つ以上の場合も、送料は ¥1,000 になります。

1つの梱包でまとめて発送できる場合はこれで良いのですが、家具などの大型商品を扱っている場合など 商品の個数分だけ送料が加算されるようにしたい (上記の例では、数量2 = 送料 ¥2,000になってほしい) ケースもあると思います。

しかしShopifyではこのような設定方法は用意されていません。
アプリを使わず解決したい場合は、商品に設定できる「重量」という項目を活用する方法があります。

商品の編集画面を開き、重量「1.0キログラム」を登録します。
※ ここでの重量は実際の商品の重さとは関係なく、わかりやすい数値を登録します。

送料設定から基本プロファイルの設定画面を開き、デフォルトの ¥1,000の設定を編集します。

これで 商品1点(=1.0キログラム)の送料は¥1,000 という送料設定が完成しました。

「送料設定を追加する」より、商品2点(=2.0キログラム)の送料は¥2,000、商品3点(=3.0キログラム)の送料は¥3,000…と設定を増やしていきます。

設定後、カートに入っている商品が2つの場合の送料は ¥2,000 と表示されるようになりました。

商品に登録した「重量」は実際の商品の重さとは関係ありません。送料の条件設定の区切りがわかりやすいような数値（1キログラム・10キログラムなど）でOKです。
この設定をすることで本来の「重量」としての意味は持たなくなるため、国際配送用の設定には使えなくなります。
2点の場合、3点の場合…の設定は、購入されるであろう点数分だけ用意しておく必要があります。もし100点購入される可能性のある商品なら、0〜1キログラムから 99.1〜100キログラムまでの設定が必要です。(あまり現実的ではないので、アプリでの解決も検討しましょう)

送料などの設定は後回しになりがちですが、リリース直前で「予定していた送料設定ができない」と慌てることにならないようにしっかり要件を固めておきましょう。

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